抜け毛の原因は食べ物にもある!?

薄毛対策を食べ物にスポットを当てて考察します。体の異常には原因が必ず存在し、体の異常に一番関係してくるものは食べ物です。私達の体は、普段の食事からの食べ物から作り出されています。

 

食品は、体を健康にする効果を与えるも食べ物もあれば、逆に体に悪い効果を与えるも栄養素もあります。例えば、体に悪影響を与える食品としては、摂りすぎると糖尿病を発症してしまう可能性を含む糖質などが代表例です。

 

体に悪い食品が存在するという事は、髪に悪い効果を与えたり、抜け毛の原因となる食品もあります。ここでは薄毛の原因になるリスクのある食品を紹介します。薄毛対策の参考にしてください。

 

 

甘味料は薄毛の原因になる

調味料やお菓子などに含まれている甘味料は、大量に摂取してしまうと以下の症状が出る可能性があります。

 

  • 皮脂の大量分泌を促して、ニキビやフケを発生させる
  • 体の中で中性脂肪に変わって、肥満を促す
  • 骨や歯をもろくする
  • 自律神経のバランスを乱れさせる

 

ニキビやフケが発生してしまうと、頭皮環境が悪くなってしまう原因です。また、自律神経の均衡が乱れてしまうとホルモンバランス異常で抜け毛の原因となってしまいます。

 

 

脂質の摂りすぎは抜け毛を促進させる

脂質は健康的な生活を送る為に大切ですが、大量摂取は控えてください。摂取し過ぎると、以下のような症状が出る場合があります。

 

  • 血液の循環が悪くなる
  • 皮脂の分泌が増える

 

血液の循環が悪くなってしまうと、髪を成長させる栄養や酸素が届きにくくなってしまい、髪に悪影響を与えます。なので、薄毛を改善したいときに血液の循環を良くするのは基本中の基本です。

 

また、血液の循環が悪いと髪の毛に悪いだけではなく、脳梗塞や心筋梗塞などといった命に関わってくる病気を発症する可能性も上がります。そのほかに、皮脂が大量に分泌されてしまうと毛穴が炎症を起こし、頭皮が荒れてしまいます。

 

 

アルコール飲料は控える

普段から仕事終わりなどにお酒を飲んでいる方は多いと思います。

 

酒を飲まないと生きていけないという方もいると思いますが、お酒は適度に飲むなら血流をよくしたり、ストレス解消にもなるので薄毛を改善したい時には、いい効果を得られる場合があります。

 

しかし、お酒を飲みすぎて体内のアルコール量が多すぎると髪の成長に大切なビタミンB1がなくなり、髪の毛が成長できずに薄毛の原因にならないように気を付けましょう。

 

 

塩分の摂りすぎはしないようにする

塩分は人体にとって必要なものなのですが、摂り過ぎは危険です。

 

普段の食事などで塩分を摂り過ぎると、体の組織に機能障害が起きてしまい、更に動脈硬化や高血圧、薄毛の原因となる脱毛量の増加などが心配されます。

 

アメリカでは、塩分制限を行って、抜け毛が改善された研究データが存在します。毎日の食生活で減塩を行い、日頃の生活から薄毛の改善をしていきましょう。

 

薄毛改善の為のその他の注意すべき食生活

男性型脱毛症や抜け毛などの薄毛対策に、その他の食生活についての注意するべき事項を挙げていきます。

 

 

バランスの悪い食生活

インスタント食品や冷凍食品、外食ばかりなどの食生活をしていると、栄養バランスの悪い食事になります。
栄養が足りないと髪の発育が悪く、抜け毛を促進させます。

 

 

極端な偏食

ひたすら肉料理だけとか、毎日野菜だけ、魚しか食べない、等の極端な偏食は、頭皮の毛髪の育毛にも悪い影響を与えかねません。

 

栄養の釣り合い良く好き嫌いなく万遍なく食べるよう心掛けましょう。

 

 

食べ過ぎ

普段の食生活では食べ過ぎに注意しましょう。

 

食べ過ぎは、満腹中枢が刺激されて眠気を引き起こしたり、血行の悪化など毛髪の育毛・薄毛対策には好ましくないです。

 

理想としては腹八分目程度に抑えて、少し足りないくらいが良いです。

 

 

夜寝る前に食べる

夜に就寝する3時間前からは、食べ物の摂取は控えるようにしましょう。

 

胃に食べ物が残り消化不良を引き起こし、肥満になる原因です。

 

 

過度なダイエット

1ヶ月で10キロを目指す為に1日1食だけのダイエットや、炭水化物ダイエットでまったく炭水化物を摂取しない、サラダしか食べない、などの過激なダイエットは絶対に控えてください。

 

極端なダイエットは、体や髪の毛の成長に必要な栄養素が急に体内に行き渡らず、抜け毛・薄毛を進行させる要因です。

 

 

薄毛対策におすすめの食べ物

ハゲ予防にお薦めの食べ物といえば、タンパク質・ビタミン・ミネラルの3大栄養素が髪の毛の発育に大切と言われます。

 

「最近、抜け毛が多くなってきたな」とか、
「髪の毛のボリュームがなくなってきた・・・」という人は、
普段の食生活から育毛に効果的な食事をするように心掛けていきましょう。

 

 

育毛・薄毛対策に摂取しておきたい栄養素

 

1.タンパク質

納豆や豆腐をはじめとする、大豆や乳製品があげられます。
さらに肉や魚・卵なども育毛に欠かせないタンパク質です。

 

特に植物性たんぱく質の大豆などの豆類は、髪の毛の成長促進には最適とされています。

 

 

2.ミネラル

ミネラルを含んだ食事といえば、レバーや魚介類・牡蠣などがあります。
特にミネラルの中でも亜鉛は髪の毛を作る栄養素として必須です。

 

レバーや牡蠣にはこの亜鉛が豊富に含まれているので、普段から積極的に摂取していきましょう。
食事で摂るのが難しい場合には、亜鉛のサプリなどで毎日服用してみるのもお勧めです。

 

尚、手軽にサプリで育毛成分を摂取するには、こちらのサプリがおすすめですよ。
薄毛対策サプリ[Growth Project.]BOSTON

 

 

3.ビタミン

ビタミンを含んだ食物には、豚肉・野菜・レバー・大豆などがあります。
ビタミンは血行を良くする働きがあり、抜け毛予防や薄毛対策に大切な栄養素です。

 

頭皮の血行促進につながり発毛に良いです。ビタミンBやビタミンAなど平均的に摂取していきましょう。

 

 

女性の抜け毛を食べ物で予防

女性の薄毛対策のための食べ物を紹介します。女性は初潮、出産、閉経など、年代に応じて身体に変化が生まれ、各ステージで必要な食べ物も変化します。ここでは女性の年代別で特に摂取しておきたい食べ物や成分を掘り下げてみます。

 

20代〜30代前半

就職、結婚など、環境の変化が多くストレスを抱えがちなこの年代。
抗ストレスホルモンの「副腎皮質ホルモン」がしっかり分泌するように、ビタミンCやタンパク質を摂取しましょう。

 

ビタミンCが多く含まれる食べ物

アセロラ、青汁、パセリ、柑橘系の果物や野菜

 

タンパク質が多く含まれる食べ物

納豆、無脂肪牛乳、ツナ、肉類、卵

 

30代後半〜40代

一大イベントの出産によるホルモンバランスの乱れや、主婦としての育児や家事に忙しくなる年代。
特に赤ん坊に母乳を与える場合は大量の鉄分とタンパク質が必要です。

 

鉄分(ヘム鉄)が多く含まれる食べ物

レバー、豚もも肉、牛肉、卵、かつお、いわし、さけ、マグロ、しじみ、煮干し

 

50代〜60代

からだの衰えが徐々に現れる年代。卵巣機能が衰え、女性ホルモンの分泌も減少します。

 

精神的にも不安定なので、女性のホルモンバランスを整える食生活が鍵です。カルシウムを多く含んだ食べ物、また均衡補正に必要なビダミンDを積極的に摂取しましょう。

 

カルシウムが多く含まれる食べ物

乳製品、えび、いわし、豆腐、大豆、チーズ

 

ビタミンDが多く含まれる食べ物

しいたけ、干し椎茸、カツオ、さんま、ぶり、鮭

 

ヘム鉄と非ヘム鉄

鉄分はヘム鉄と非ヘム鉄に分けられます。
前者が肉屋魚類などの動物性食品に含まれ、小腸への吸収率が10〜20%程度に対し、後者は野菜、海藻類などの植物性食品に含まれ、小腸への吸収率は1〜6%程度。

 

十分な鉄分補給をするには、吸収率の高いヘム鉄が推奨です。

 

 

抜け毛に繋がりやすい飲み物

薄毛対策として、飲み物も髪に悪影響を与える飲料も注意しましょう。直接的には関係がなくても、飲み物が引き起こす体の症状によって、生活リズムが崩れたりして結果髪の毛に悪い影響を与える場合が生まれます。

 

ここでは髪にとって良くない飲み物を紹介します。

炭酸飲料など糖類の多い飲み物

食べ物にも言えますが、糖類の多い飲み物は、皮脂が多く分泌されやすく、頭皮が油っぽくなります。

 

頭皮は顔の2〜3倍も皮脂を分泌されると言われており、当然溜まった皮脂が頭皮に残ると、毛穴に皮脂が詰まり、抜け毛の原因となる。偏った食生活は髪の毛の環境を悪化させます。

 

アルコール類

お酒を飲みすぎた翌日、肌が乾燥気味になったり、調子が悪いと感じた経験はありませんか?アルコールを摂取し過ぎると基礎代謝を悪化させ、皮脂の過剰分泌を引き起こします。

 

お酒の量が増えると肝臓が悪くなります。肝臓は髪の毛の主成分のタンパク質を作る大事な機能があり、うまく必要な栄養を取り入れられないと危険です。また、飲み会は夜遅くまでおこなわれる為、睡眠不足に陥りがちです。生活リズムが崩れ、頭皮にも悪影響。

 

対処法として、水と一緒に飲んでアルコール分を薄めたり、一気飲みは控えましょう。お酒自体が悪いというわけではなく、飲み方に注意するだけでも改善できます。

 

代表的なアルコール飲料
醸造酒

ビール、発泡酒、ワイン、シャンパン、日本酒、紹興酒、マッコリ、リキュール

 

蒸留酒

ウイスキー、テキーラ、ジン、ラム、ウォッカ、ブランデー、焼酎、泡盛、古酒

 

 

コーヒーや紅茶

コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは睡眠不足を招きます。特に就寝前の摂取は控えた方が良いでしょう。

 

また、コーヒーには亜鉛を減少させる「タンニン」という成分が含まれています。亜鉛は髪の成長に欠かせない成分で、減少すると健康な髪が育ちにくくなります。薄毛対策にはコーヒーの取り過ぎも気を付けた方がいいでしょう。

 

大事なのはバランスの取れた食事。どうしても無理な時はサプリに頼る

髪に良い食べ物や成分は、大量に摂取すればいいという訳ではありません。特にタンパク質の過剰摂取は内臓に脂肪をつけ、消化吸収を正常に機能しなくなります。血流も悪くし、髪に必要な栄養素を体内で上手に運べなくなるでしょう。

 

肉、魚、野菜、穀物など偏らないように摂取し、正しい食生活を送るようにしましょう。苦手な食べ物が多く、どうしても摂取できない場合や献立を考えるだけの時間がない場合には、サプリメントで補いましょう。

 

 

抜け毛対策には育毛剤がおすすめ

ここまで髪に良い食べ物を紹介してきましたが、実際のところ食べ物や食事改善だけでは、抜け毛の全てを予防できず、あくまでも健やかな髪の毛の成長を促し、頭皮環境を整える1つの手段に過ぎません。

 

本格的に薄毛対策や抜け毛予防をしたい場合は、当サイトで紹介している育毛剤などの使用をおすすめします。

 

 

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