薄毛の原因はコラーゲンの減少から
高齢になって髪の毛が抜けて薄くなるのは、毛を作る細胞がダメージを受けてフケのように落ちてしまうことが東京医科歯科大学の調べで明らかになったというニュースが掲載。
人間の髪の毛は毛穴の奥の毛包と呼ばれる器官にある細胞で作っています。東京医科歯科大学の研究グループでは、この髪の毛を作る細胞の変化について、マウスを使って調べました。
その結果、マウスが高齢化するにつれて毛穴の細胞は機能しなくなり、最後は皮膚に姿を変えて、フケや垢となって落ちてしまうことがわかった。
これらの変化は加齢によってDNAにダメージが溜まったのが原因とされ、人間でも同様の現象が見られるということです。研究成果は、今後の脱毛症の治療の開発に役立つ可能性も。
引用:ANNニュースより
https://www.youtube.com/watch?time_continue=64&v=RGIJ3IyCDJQ
17型コラーゲンが分解されて減少すると毛包が小さくなり薄毛の原因に
日経新聞によると、毛を生やすのは毛包という器官であるが、毛包が正常に機能しないと、薄毛や抜け毛に繋がるという。
今回の研究で、加齢により毛包の基礎となるDNAが傷つき、17型コラーゲンを分解してしまう酵素が多くなっていた。
20代の若者よりも、60代以降の高齢になると毛包は小さくなり、17型コラーゲンの量も減少することがわかった。
毛包を保護するコラーゲンは、サプリでは摂取できない
マウスでの実験でもコラーゲンを作り続けるものと、コラーゲンを持っていないマウスでは毛の量に違いがありました。
コラーゲンを持っているマウスでは年月が過ぎても毛がフサフサということです。
じゃあ、人間でも薄毛対策としてコラーゲンのサプリを摂取すればいいのでは?と思いますが、頭皮の毛包を保護するコラーゲンは、サプリやドリンクなどでは摂取できないのです。
では一体どうしたらコラーゲンの減少に対抗できるかといえば、活性酵素にヒントがありました。
ビタミンCがコラーゲンの生成に最適
コラーゲンはサプリなどで摂取しても体内で一度アミノ酸に分解され、その後に皮膚下にてコラーゲンを生成する仕組みになっています。
そして、コラーゲンを生成する時に必要不可欠な酵素がビタミンCなのです。
そのため、薄毛対策にはコラーゲンが良いといわれ、そのコラーゲンを減少させない為には、ビタミンCやアミノ酸を不足させない必要があります。
しかし、体の中は活性酸素が日常的に発生し、対抗するためにビタミンCやたんぱく質、ミネラルが不足しがちなのが現状です。
活性酵素は、激しい運動やストレス、喫煙や肥満、ウイルスや細菌への感染、などの様々な状況によっても増える要因となる。
薄毛対策に大切なコラーゲンの減少を防ぐために
コラーゲンの減少を防ぐためにビタミンCを摂取していくことも重要だが、ビタミンCやアミノ酸などの消費の要因となる活性酵素を増やさない対策が、ビタミンCの消費を減らして育毛に大切なコラーゲンの減少にもつながります。
増やさないようにするには、一般的には酵素ドリンクや水素水などが良いと言われています。常日頃から、酵素ドリンクや水素水などを意識して取り入れていくことも、薄毛対策に繋がっていくでしょう。