石鹸シャンプーと湯シャン
ここでは、それが事実かどうか掘り下げていくので、今後の薄毛対策に役立てていきましょう。
石鹸で髪を洗うと・・・
石鹸を使って髪を洗うと、キュッキュッと髪の滑らかさがない手触りを感じます。この状態の髪をドライヤーで乾かすとふわっとした髪の状態で、ボリュームもアップしたと感じます。
しかし、このようにしてボリュームを出した髪の毛は細くなり綺麗には見えません。
毎日石鹸を使って髪の毛を洗い続けていると、だんだんヘアブラシが通らず、大きなダメージが蓄積されていく恐れがあります。
髪は酸性には強いけれど、アルカリ性には弱い
髪の毛は、酸性には強いという性質をもっているのですが、アルカリ性には非常に弱いという性質も持っています。
使用する石鹸によって違いは出てきますが、phが10から10.5のアルカリ性で髪を洗うと髪は柔らかくなり傷みやすくなってしまいます。
そもそも、石鹸は頭と顔以外の肌を洗うために使用するものです。
肌の場合、アルカリ中和能というアルカリが付くと、弱酸性に変化させる力が働くので問題なく使用できますが、すでに活動の終わった細胞が集まっている髪の毛には、アルカリを弱酸性に変化させる働きは出来ないので分解されてしまいます。
せっけんシャンプー使用時は必ず酸性のリンスで中和する
アルカリ性である石鹸シャンプーを使って髪を洗うと、アルカリが髪の毛を痛めます。傷んだ髪は細く、切れやすくなるが、症状が重くなれば薄毛のように見えてしまうかもしれません。
せっけんシャンプー使用後は、弱アルカリ性を中和するために、酸性のリンスを必ず使用するようにしてください。
更にせっけんシャンプー使用後は、なるべく早めに髪を乾かすのがポイント。洗髪後に髪の毛が濡れている時間が長いと雑菌が繁殖しやすくなって髪にも悪影響です。
石鹸シャンプー使用後は、ドライヤーで早めに髪の毛を乾かしましょう。
石鹸シャンプーが頭皮に合わなければ湯シャンもお勧め
石鹸シャンプーを使ってみたけれど、髪がゴワゴワになってしまったり、頭皮に湿疹や肌荒れで赤くおできが出来てしまったりと合わない人もいます。
そんな敏感肌の頭皮の方は、シャンプーを使わない洗髪方法である「湯シャン」を試してみるのも薄毛対策にもオススメです。
湯シャンは、タモリさんや福山雅治さんが入浴の際に「シャンプーを使わないでお湯のみで洗髪する湯シャンをやっている」と公言した事から、最近注目を集めている洗髪方法です。アメリカでは女優のジェシカ・シンプソンさん等も湯シャンをノー・プーと呼んで実践しており、普通のシャンプーは月に1〜2回程度しかやらないそうです。
湯シャンは頭皮を健康に保つために、シャンプーの使用を辞めて科学物質を避ける、お湯だけで頭を洗い頭皮本来の自然な状態に戻そうというのが目的です。
普段のシャンプーで頭皮が荒れやすい方、アトピーや皮膚炎などで頭皮が弱い方などには湯シャンが向いています。
湯シャンが向いているのはこんな人
頭皮が弱くシャンプーで湿疹や肌荒れが出来やすい方
整髪料を使わない人
パーマをかけていてドライヤーでヘアスタイルのセットが出来る人
あまり人混みや人前に出ない人
湯シャンにはこんなメリットがあります
フケ・かゆみが激減する
頭皮の匂いが無臭になる
シャンプーを買わなくて済むので経済的
湯シャンのデメリット
髪の指通りがごわごわする
髪にツヤがなくなる
ワックスやジェルなどの整髪料を使っている場合には向かない
湯シャンで洗髪するにあたって注意するポイント
湯シャンの前にヘアブラシで髪をといでおく
33〜35度程度のぬるま湯で時間をかけて洗う
湯シャンをするときのシャワーの水温は、温度が低いほど洗浄力が弱くなるので、自分の頭皮の状態に応じてお湯の温度を調整して試してみましょう。
頭皮本来の自然に近い状態を保ちたいのであれば、湯シャンを薄毛対策のために一度トライしても良いですね。
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